導入
「室内栽培なら虫はつかないと思っていた」
「冬だから虫もいないだろう」
そう油断していた私の水耕栽培イチゴに、ある日突然「ハダニ」が大量発生しました。
原因は、冬の室内の「乾燥」です。
最初は食品成分の「やさお酢」などで対抗していましたが、駆除してもすぐにまた発生するイタチごっこ状態。かといって、口に入れるイチゴに強い化学農薬は絶対に使いたくない…。
そんな八方塞がりの中で出会ったのが、デンプン(ジャガイモなど)の成分で虫を窒息させる「粘着くん」でした。
今回は、ハダニとの戦いに終止符を打ったこのアイテムと、効率的な散布のために導入したスプレーボトルについてレビューします。
商品概要
- 薬剤
- 住友化学園芸 殺虫殺菌剤 粘着くん液剤
- 散布用具
- Yeeco 霧吹き スプレーボトル
- 購入時期
- 2025年12月
- 用途
- ハダニ、アブラムシの駆除
実践レビュー:「やさお酢」で勝てなかったハダニが一撃で消滅
1. 安全なのに「物理攻撃」だから強い

これまで使っていたお酢系のスプレーは、虫を寄せ付けない効果はあっても、大量発生したハダニを全滅させるパワーはありませんでした。
一方、「粘着くん」の成分はデンプンです。毒で殺すのではなく、「糊(のり)で虫を固めて窒息死させる」という物理的なアプローチをとります。
成分自体は食品由来なので、室内で使っても安心感が段違い。それなのに、効果は劇的でした。
あれだけしつこかったハダニが、これを散布したたった一回でほぼ消滅しました。「もっと早く買っておけばよかった」と心底思いました。
2. Yeecoのスプレーボトルで「まんべんなく」攻める
粘着くんは原液を水で薄めて使うタイプなので、別途スプレーボトルが必要です。
私はYeecoの霧吹きを選びましたが、これが正解でした。非常に細かいミストが長く噴射されるため、ハダニが潜んでいる葉の裏側まで、薬剤をしっかりと届けることができます。
粘着くんの効果を最大化するには、「いかに虫に直接かけるか」が勝負なので、良い霧吹きを使うことも重要なポイントです。
良かった点
- 圧倒的な駆除効果と安心感の両立
「強い薬は使いたくない、でも虫は絶対に許さない」。この矛盾する願いを叶えてくれる唯一の選択肢だと思います。化学合成殺虫剤を使わずに、ここまでの駆除効果が得られるとは驚きでした。 - 乾燥シーズンの救世主
冬の水耕栽培は暖房による乾燥でハダニ天国になりがちです。このスプレーを導入してからは、万が一発生しても「すぐ消せる」という自信がついたので、以前のように神経質にならずに植物を楽しめるようになりました。
気になった点(使用上の注意)
- 散布にはコツがいる(実や花を守る)
成分が「糊」なので、イチゴの実や咲いている花にかかると、乾いた後に膜が張ってしまったり、見た目が悪くなったりする恐れがあります。葉の裏にはしっかりかけたいけれど、実にはかけたくない。このコントロールには少し慎重さが必要です。私は実の部分を手やラップでガードしながら散布しています。
こんな人におすすめ
- 室内水耕栽培で、ハダニやアブラムシの発生に悩んでいる人
- 「やさお酢」などのマイルドな対策では効果を感じられなかった人
- 小さな子供やペットがいて、強い化学農薬は絶対に使いたくない人
ハダニは放置するとあっという間に植物を枯らします。
「強い農薬は怖い」と迷っている間に被害が広がるくらいなら、デンプン由来の「粘着くん」で早期決着をつけることを強くおすすめします。